2007年11月05日
フィリップス曲線について考察します
フィリップス曲線について今日は説明します。
フィリップス曲線(Phillips curve)とは、経済学においてインフレーションと失業の関係を示したもの。 アルバン・ウィリアム・フィリップスが1958年の論文の中で発表した。 縦軸にインフレ率(物価上昇率)、横軸に失業率をとったときに、両者の関係は右下がりの曲線となる。 フィリップスが初めて発表した時は縦軸に賃金上昇率を取っていたが、物価上昇率と密接な関係があるため、最近では縦軸に物価上昇率を取る。
これは、インフレ率が高い状況では失業率が低下し、逆に失業率が高いときはインフレ率が低下することを意味する(インフレーションと失業のトレードオフ関係)。 つまりフィリップス曲線とは、「失業率を低下させようとすればインフレーションが発生」し、「インフレーションを抑制しようとすれば失業率が高くなる」ということを表した曲線である。
フィリップス曲線と横軸が交わる点は、インフレ率(物価上昇率)をゼロにするような失業率となる。 ミルトン・フリードマンは、この失業率を自然失業率(natural rate of unemployment)と呼んだが、最近では「自然」の意味が不明確として、NAIRU(Non-Accelerating Inflation Rate of Unemployment)(インフレ非加速的失業率)と呼ばれている。
不況下で物価が上昇するスタグフレーションは、フィリップス曲線の右上方向へのシフトで説明される。
1980年代以降の先進諸国では、ディスインフレーションが進行し、次第に物価上昇率と失業率の関係はあいまいになりつつある。 むしろ、労働市場の不均衡は経常収支に対して影響を及ぼしている。
【ウィキペディアWikipediaより引用】
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